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フリュウギャラリー作品展の初日に父が他界した。
脳梗塞で左半身麻痺になり24年間も頑張っていた父。
私は20歳の時に24歳の姉を病気で亡くし、2人姉妹だったので、その2年後に父が脳梗塞で倒れた時に「何があっても母をひとりぼっちにしない。介護から逃げない。」と密かに心に誓っていた。

しかし、現実的には結婚、出産、子育て、仕事や制作活動と私は私の人生を謳歌した。
そして6年前に母も亡くなり、本当は自宅介護するべきだと何度も何度も悩みながら、結局父には近くの療養型病院などで生活してもらった。父は一年近くは鼻からチューブで栄養をとるしかない状態となっていた。母の病気が悪くなり父の洋装店をたたむ決断をしたのも私。慣れ親しんだ大阪を離れさせたのも私。鼻からのチューブは病院の方針ではあったものの、話せない父に替わり病院や治療を選んだのも私・・・本当に父は幸せだったのだろうか?この選択で良かったのか?思えば、ずっと自問自答の日々だった。もちろん、なかなか本心を言わない父の気持ちを必死で考えてきたつもりなのだけど。

長い人生の中で気持ちだけは父から離れないようにしてきたつもりだけど、振り返ってみたら、やっぱりもっとできたことなどが浮かんできて、まだまだ後悔もするし、気持ちの整理がつかないでいる。
生きるってなんなんだろう?
私は、とても幸せである。だのに、育ててくれた父を幸せにできたとは思えない。
でも、だからといって誰が悪いのだろう?病気が悪いのかな?
父も私も、よくがんばった(笑)。
今は、ただ、父にも私にも「よくがんばったね」という言葉しか思いつかない。
もう少し時間がたてば、もっとステキな気持ちになれるのかなぁ・・・。